テニス肘とリハビリ
テニス肘にはリハビリテーションも有効です。リハビリを行う際の注意点としては、回数をいきなり増やしたり過度な負担がかかるような運動を避けることが挙げられます。
焦らずゆっくりと時間をかけて筋肉のトレーニングをしながら自然回復を気長に待ちましょう。あくまで自然回復であることもポイントです。
リハビリのやり方としては、ゴムロープやダンベルを用いるやり方が一般的なようです。少しずつ負荷を増していきながらトレーニングを継続していきましょう。
最初の段階では物足りなさを感じるくらいの負荷がちょうどいいでしょう。腱や筋肉が十分に回復していない状態でのトレーニングなのですから、それくらいの負荷が適切なのです。
2ヶ月くらい軽めの運動を継続したら、徐々に回数や負荷を増やしていきましょう。増やす分量としては2週間に10パーセントくらいずつが適切でしょう。医師の助言を受けながら、肘の回復を見つつトレーニングを行いましょう。
3ヶ月あたりになると体はだんだん回復していくので、もうそろそろ本格的に運動してもいいだろうと思う人もいるでしょう。しかし、この段階でも体はまだ回復の途上なのでここで無理をしてしまうと振り出しに戻ってしまいます。